甘口シードルの火入れを行いました。
先日瓶詰した、甘口シードルの火入れ作業を行いました!
酵母が糖分をすべて食べつくして、アルコールと炭酸ガスの生成が完全に止まるまで瓶内発酵を進めるのが辛口シードルの製法。
一方で甘口の場合は、シードルに糖分が残っている状態の所で意図的に「発酵を止める」作業が必要になります。
発酵が進みすぎれば辛口になるし、火入れのタイミングが早すぎれば炭酸ガスが十分に発生していない状態で発酵が止まってしまい、理想的な仕上がりになりません。温度管理した温室で、瓶内のガス圧を測定しながら火入れのタイミングを見極めます。
※火入れの手法は、醸造所の開設時からバックアップを頂いている「カモシカシードル」さん独自のものを採用させていただいているため、火入れが終わった状態の写真のみ載せています。
火入れを行い、瓶を冷まして無事に一連の火入れ作業が完了。
一本一本を丁寧に拭いてから段ボールに移し、これから瓶内での熟成に入ります。
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